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もやい石

室津に入港した北前船を係留する際、船の綱を繋ぎとめていた石のこと。 日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に登録されている構成文化財の1つである。 もやい石の全長は約180cmほどだが大きな船を繋ぎとめる為、ほとんどが地中に埋められ、地上に出ているのは約60cmほどだったそう。 昭和40年代頃の護岸工事の際に撤去されたものを現在展示されている。また、当時もやい石...
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室津

港町として1300年の歴史がある室津。 奈良時代に行基法師が5つの港を整備したうちの1つが「室(室津)」。 最も賑わうのは江戸時代から。室津は海と陸の接点だったため、西国大名の多くが参勤交代の際に宿場町として室津に立ち寄ったことで栄え、日本最大級の宿場となった。 宿場におかれる本陣は通常1軒、2軒だったが、室津には6軒(肥後屋・肥前屋・紀国屋・筑前屋・薩摩屋・一津屋)もあった。 また朝鮮通信...