書寫山圓教寺

標高371mの書写山。その山上にあるのが圓教寺。
圓教寺は966年、天台宗の僧である性空上人によって開かれた。

山頂までは四方から6つの登山コースが伸びているので徒歩でも入山できるが、標高250m地点までは書写山ロープウェイもある。

境内は大きく「東谷」「中谷」「西谷」の3つにわかれており、境内の建造物や仏像のほとんどが、国・県・市いずれかの指定重要文化財に認定されている。

武蔵坊弁慶が少年時代に修行したといわれており「弁慶の机」や「弁慶の鏡井戸」などが残っていることや、「ラストサムライ」などの映画のロケ地として使われたことでも有名。

書写山の麓には団子の売ってる売店があったり、境内にも軽食のとれる売店やカフェがある。

摩尼殿

970年に創建された。

本尊が崖地の中腹にあった為、建物は崖に張り出した状態の造りとなっている。

大講堂

室町中期の建物。

本堂・食堂・常行堂の3つがコの字型に立ち並んでいるため「三之堂」と呼ばれている。

開山堂

軒下の四隅に左甚五郎作と伝えられる力士の彫刻がある。

西北隅の力士は屋根の重さに耐えかねて逃げ出したと言う伝説が残されており、屋根を支える力士は3体しかいない。

書寫山圓教寺

〒671-2201 兵庫県姫路市書写2968

TEL：079-266-3327

営業時間：【冬季】8時30分～17時／【春季～秋季】8時30分～18時

　　　　　※日祭日は延長あり

定休日：なし

料金：志納金として500円／中高生以下 無料

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